テーレーテーレーレー♪
ここに一軒の家があります。
築2ヶ月。
なんのへんてつもない
豪勢な一軒家に家主は住んでいました。
この、幸せそうな一軒家に
なんの問題があると言うのでしょう。
家主の『槍太郎』さんが、
その重い口を開きました…。
槍「え?いや、別に問題無いですが?
しかも自分の家左のやつですしおすし」
この家主の深刻な様子に、一人の男が
立ち上がりました。
肉「辛かったでしょ?」
槍「え?」
肉「もう大丈夫!いい家にしましょう!
約束します!!」
槍「ちょっ!これやだ!嫌な予感する!」
肉「家主さんの涙は無駄にしません‼」
槍「今から泣きそうなんだけど!?」
男の挑戦が、
始まるッ!!
匠はおもむろに家主自慢のカウンター風
空間を見て言いました。
匠「良いですねぇ、これは活かした方がいい」
槍「ちゃんとしてくれるんですね?良かった」
匠「任せて下さい♪5分ほどお時間下さい」
槍「え?短く無いですか?ねぇ!?
こっち向いて!ねぇ!!」
5分後
匠「…それでは紹介します。」
その、リフォームの全容が明らかに!!
テーレーテーレーレー♪
なんということでしょう!
そこにはリフォームの枠を軽く越え
敷地面積の5分の4を使った窓のない家が
現れたではありませんか。
テーテレーレーレーテーレーレレーレレレレー♪
匠「実はまだ、秘密があるんです」
匠はおもむろにドアを開きました。
なんということでしょう!
入ってすぐ中庭が現れました。
匠「まだまだありますよー」
匠はおもむろに二番目のドアを開きました。
テーレーレレーレレ♪
また中庭…
匠「それだけだと思うでしょ?
あちらを見てください。」
なんということでしょう!
そこには家主が…
囲われているではありませんか!!
※槍太郎目線。
槍「え!?玄関→中庭→中庭→中庭
なんだけど!?屋根どこ!?」
匠「限られたスペースの中で全力を出しました。」
槍「全力コワッ!結果野ざらしですが!?」
匠「自然を活かしました。」
槍「あ!そうだ!カウンター!!お気に入りのカウ
ンターは!?」
匠「テーレーテーレーテーレーレレーレレレレー♪テーレーレレーレレ♪」
さすがの家主の目にも嬉し涙が。
槍「狂ってやがる!みんな狂ってやがる!!」
おやおや、家主が走り回って楽しそう♪
なんということでしょう
なんということでしょう!
何故いるんでしょう!?(`□´)
じゃあの!!
みんなのIQに割合ダメージ。